死屍累々
すっかり真夏の気候な、ここ数日。
我が家では猫二匹と人間一人と外の犬一匹が
屍のように干からびております。
窓からくる風も生ぬるい。
どの本でもそうだけど
大概読み始めがかったるくて中々進めないまま放置してしまいます。
(1Q84も1984年という年代がピンとこなかった)
どうにか辛抱強く丁寧に読み進めると
だんだんその世界観に慣れてきて
気がつけばすごい感情移入してしまえば
あとはスラスラいけるんだけどね。
1Q84はグッドエンディングで終わったなぁ。
リアルで現実的なのに
訳の分からない、理屈も常識も通らない世界で
なかなかどうしてロマンチックな所もあって
ハラハラどきどきしながら
ああ、良かったなぁ で終わりました^^
なんだかんだ純愛で素敵である。
ハルキストではないけど
海辺のカフカが昔好きだった。
高校生の頃に読んで、自分の環境に比べると
その少年の強さに憧れた。
色々脆くて卑屈な自分とは対照的な
そのタフな精神力と行動力を見習いたかった。
ある意味私はそこまで追い込まれる事も無かったか
あるいは、そうなる前に逃げ出してしまうからなぁ。
猫 ゲイ 車 酒 運動 食事 音楽 セックス 戦争 死 もう一つの世界 森 孤独
そういうものが村上春樹の本ではよく出てくるのかなぁ
と思う。
あと主要人物の名前が中々出てこなかったりする。
名前が重要であったり重要でなかったりするのだろうかね。
とはいえ他のをちゃんと読んでないから知らんが。
独特な比喩とか色々と普通じゃないし変人なんだと思う。
だから惹きこまれるのかもしれない。
はてさて今日はずっと家にひっきーでしたが
ちょっとずつは荷物まとめてはいたよ!というのは
弁明しておこう・・・w