栂池高原2泊3日 その二
3月10日土曜日
朝7時起床。
すでに筋肉痛は始まっていた。
ので お互い中々起き上がれない。
泊まった宿は2泊とも「ペンション・ラピュタ」という所。
冬の間は基本素泊まりらしいのだが
予約にて軽い朝食なら申し込むことが可能。
オーナー お一人で経営なさっているようだ。
建物もそうだけど
すこし寂びれたような、年季の入ったような
家具や調度品に暖炉等が並ぶ。
そういう雰囲気は嫌いじゃない。
ちなみにフロントには
「シロ」と名づけられたアイボがいた。
今や生産中止となったアイボ
予備バッテリーももう手に入らないようで
シロは歩くことが出来ない。
初めてアイボを見たのだが
思ってたよりも可愛かった。
常に繋がれたコンセントに
少し切ない気分にさせられた。
8時過ぎ
宿からゲレンデに出てそのまま下まで滑って下りる。
リフト券を購入後、まずは慣らしに同じコースを流す。
この日は私もスノーモトで練習。
モトが2台もあるって素晴らしい!
前日と同じ事をしでかした。
乗るリフトを間違えて中級コースに出てしまったようだ。
前日はボードだったのでなんとかなったけど
まだ私はモトで急斜面を下るのが怖いのだ。
止まれないから。
相方の後を追いつつ(濃霧に姿を見失いつつ)
おっかなびっくり下りながら林道へと避難。
スノーモトでの林道は
原付でツーリングしてるような気分。
樹氷に囲まれた細道をゆっくり下り
時々森が開けると下界の景色が見えたりした。
はぁ〜気持ちいい。
前日の夜積もった雪のおかげで
朝からパウダースノーで滑りやすい。
相変わらず濃霧が入り乱れる時もあったけど
総じて良いゲレンデ状況だったと思う。
鐘の鳴る丘ゲレンデにて
お決まりの記念写真を撮って鐘も鳴らす。
ここのゲレンデは緩い斜面なので練習にちょうど良い。
未圧雪ゾーンがあったのだが
モトで滑るとこれまた楽しい。
モコモコ雪を掻き分けたり乗り上げたりして
緩いオフロードを走るバイクのような感じに近いような?
(違うような?)
この日はナイターも滑る予定だったので
午前から午後は2時半くらいまで
小休憩含めながら滑り続けた。
体がガタピシ来た頃に
ようやくの昼食。
体力も尽き掛け、お腹もペコペコだった。
ご飯が進むこと。
ペロっと平らげたともさ。
3時頃に引き上げて
ペンションラピュタまで滑って戻る。
宿がゲレンデの隣って素晴らしい!
部屋に戻って着替え、ベッドに横たわると
もう体は休もうとしていた。
(=要するに眠たい)
2時間ほど休憩して仮眠をとったりウダウダ過ごし
ナイターの時間まで暇を潰す。
続く。